Ichipen Page Fix Request
ログイン中のスタッフが、いま見ているページのまま 1 クリックで修正依頼を送れる WordPress プラグインです。
依頼はメール・自社 API・GitHub Issue のいずれか(または複数)に届きます。送信内容はサーバーに一切保存されません。
バージョン 1.3.1 · 無料 · GPLv2 or later · WordPress 6.4 以上 / PHP 8.1 以上
ボタンが見えるのはログイン中のスタッフだけ。ページを離れずに、その場で書いて送れます。
Problem
サイトの修正依頼が、あちこちに散らばっていませんか
依頼を受ける側も、送る側も、余計な手間を負っています。
依頼が届く場所がバラバラ
LINE・電話・チャット・メール。修正依頼はそのときどきの連絡手段で飛んできて、どこにいくつ残っているのかが誰にもわかりません。
「どのページですか」の往復
「トップの下のほうの文章が古い」だけでは特定できません。URL を聞き返し、確認してもらい、また返事を待つ。この往復に毎回時間がかかります。
状況が言葉でしか伝わらない
表示崩れやエラーは、文章で説明するより 1 枚の画像のほうが早い。けれどスクリーンショットを撮って保存して添付する手間が、報告そのものをためらわせます。
Use cases
どんな現場で使うか
入口を 1 本にまとめると、実際の業務でどう変わるか。届け先は現場に合わせて選べます。
制作会社 × 納品後の運用
クライアントからの依頼を、案件のリポジトリに直接積む
納品後の「ここ直しておいて」は、チャットの履歴と担当者の記憶に散らばります。クライアント側の担当者にログインアカウントを渡しておけば、気づいたページを開いたまま依頼を送れます。GitHub チャネルを有効にすると、その依頼が案件のリポジトリに Issue として積まれ、ページの URL とタイトルが本文に入った状態から着手できます。
社内 Web 担当 × 各部署からの依頼
部署ごとの更新依頼を、返信できる 1 本のメールにまとめる
「採用ページの募集要項が古い」「製品ページの型番が違う」。部署から個別に届く依頼は、どのページのことか毎回確認が要ります。各部署の担当者にアカウントを渡しておけば、そのページを見ながら送れます。届いたメールは Reply-To が依頼者になっているので、そのまま返信して確認できます。
リニューアル公開前の検収
複数人で見て回りながら、見つけた順にその場で報告する
公開前の確認は、崩れや誤字を見つけるたびに URL を控えて一覧に転記する作業になりがちです。ボタンから「このページをキャプチャ」して送れば、画面と URL がそろった状態で届きます。API チャネルを有効にすれば、自社のタスク管理やヘルプデスクへ JSON で流し込めます。
多店舗・多拠点のサイト
現場の人が、自分の担当ページの古さを直接知らせる
営業時間や担当者名の変更に最初に気づくのは、たいてい現場です。ただ「Web 担当に連絡する」というひと手間があるだけで、報告は止まります。自分の店舗ページを開いてボタンを押すだけなら、そのひと手間が要りません。どの店舗のページかは、添付される URL が示します。
3 つのチャネルはそれぞれ独立していて、組み合わせは自由です。まずは使い方をご覧ください。
How to use
導入から依頼まで、やることは 3 つずつ
入れる人と、送る人は別です。どちらの側も 3 ステップで終わります。
入れてから使えるようになるまで、設定画面はひとつだけです。
-
1
インストールして有効化
管理画面の「プラグイン > 新規追加」で「Ichipen Page Fix Request」を検索し、そのまま有効化します。WordPress.org からダウンロードして入れることもできます。
-
2
届け先を決める
設定は「設定 > Fix Request」の 1 画面だけです。メールは既定で有効で、宛先を空のままにするとサイト管理者のアドレスに届きます。API と GitHub は必要になったときに足せます。
-
3
見せる相手を決める
ボタンが出るのはログイン済み、かつ権限のあるユーザーだけです。既定は全ログインユーザーで、ロールでの絞り込みもできます。それ以外の訪問者には HTML もアセットも出力しません。
設定画面の実物は、このページの「動作要件と設定」に載せています。追加のサーバー設定も、データベースの変更も要りません。
説明も、URL のコピーも、スクリーンショットの保存もいりません。
-
1
ボタンを押す
気になったページを開いたまま、画面の隅のボタンを押します。ページを移動する必要はありません。
-
2
種別を選んで書く
依頼の種別を選び、内容を書きます。必要ならスクリーンショットをそのまま貼り付けられます。
-
3
送信する
ページの URL とタイトルは自動で添付されます。設定したメール・API・GitHub に、そのまま届きます。
Benefits
入れると、誰の何が変わるか
同じ 1 本のプラグインですが、立場によって効くところが違います。
サイトを運用する担当者
依頼が 1 か所に集まり、聞き返す手間が消える
- LINE・電話・チャット・メールに散っていた依頼が、決めた届け先だけに届きます。
- ページの URL とタイトルが自動で添付されるので、「どのページですか」の往復が要りません。
- 設定は「設定 > Fix Request」の 1 画面。データベースに独自のテーブルを作らず、既存のサイトの構造をそのままにして動きます。
制作会社・受託開発
納品先に渡せる依頼窓口を、追加開発なしで用意できる
- クライアント側の担当者に、サイトの中で完結する依頼の入口をそのまま渡せます。無料で、GPLv2 or later です。
- GitHub チャネルを有効にすると、依頼が案件のリポジトリに Issue として積まれます。API チャネルなら自社のタスク管理へ JSON で流せます。
- 宛先・表示可否・依頼種別・レート制限などはすべてフィルターで上書きできます。設定画面を使わず、自社の仕組みから値を供給する運用もできます。
依頼する現場の人
気づいたページを開いたまま、その場で送れる
- ページを移動せず、隅のボタンから書いて送るだけです。URL を控える必要はありません。
- クリップボードの画像をそのまま貼り付けられます。撮って、保存して、添付する手順が要りません。
- ボタンが見えるのはログイン済みで権限のある人だけです。サイトの訪問者には HTML もアセットも出力されません。
いずれの場合も、送信内容がサイトに保存されることはありません。既定の構成では外部サービスにも接続しません。
Features
このプラグインができること
報告する手間を減らし、報告を受けたあとの確認をなくすための機能です。
ページ情報の自動添付
現在のページの URL とタイトルが自動で添付されます。依頼する人が書く必要も、あとから聞き返す必要もありません。
スクリーンショットの貼り付け
クリップボードの画像を Ctrl / Cmd + V で詳細欄に直接貼れます。貼った位置にそのままインライン表示されます。
このページをキャプチャ
ブラウザの getDisplayMedia() で現在のタブを取り込んで添付します。外部ライブラリは使いません。プラグイン自身のパネルは写り込まず、非対応のブラウザではボタンが出ないだけです。
ファイル添付
画像以外のファイルも添付できます。既定は PDF / txt / log / md / csv / json / zip の 5 ファイル・各 5 MB まで。拡張子と実際の MIME タイプの両方を検証するため、拡張子を書き換えた .php / .svg / .exe は拒否されます。
見える相手を絞る
ボタンが出るのはログイン済み、かつ権限のあるユーザーだけです。それ以外の訪問者には HTML もアセットも一切出力しません。既定は全ログインユーザーで、ロールでの絞り込みもできます。
連投防止と設定リンク
同じ人が続けて送るのを防ぐレート制限を備えています(既定 15 秒)。プラグイン一覧には「設定」リンクが追加されます。
Delivery
依頼の届け先は 3 つ。組み合わせは自由
3 つのチャネルはそれぞれ独立したトグルです。どれか 1 つでも、複数同時でも構いません。
既定で有効なのはメールだけです。この構成では外部サービスに一切接続しません。外部通信が発生するのは、管理者が API または GitHub のチャネルを自分で有効にしたときだけです。
| チャネル | 既定 | 送信先 | 概要 |
|---|---|---|---|
| メール | オン | 設定した宛先 | WordPress 標準の wp_mail() で送信 |
| API | オフ | 自社の HTTPS エンドポイント | JSON を POST |
| GitHub | オフ | api.github.com | Issue を作成 |
メール
本文に含まれるのは、依頼種別・ページタイトル・URL・依頼者の名前とメールアドレス・日時・依頼内容です。
Reply-To は依頼者に設定されるので、届いたメールにそのまま返信できます。スクリーンショットがある場合は HTML メールとして画像をインライン埋め込みで送ります(プレーンテキストの代替つき)。
宛先を設定していない場合は、サイト管理者のメールアドレスに自動でフォールバックします。
API
自社のヘルプデスクやチケットシステムに流し込むための送信先です。Authorization: Bearer トークンつきで、指定した URL にのみ POST します。
ペイロードに入るのは、依頼種別・本文(プレーンテキストと HTML)・ページタイトルと URL・依頼者の WordPress ユーザー ID / 表示名 / メール・サイト名と URL・タイムスタンプ・貼り付け画像と添付ファイル(base64)です。
GitHub
指定したリポジトリに Issue を作成します。タイトルは依頼種別とページタイトルから組み立て、本文は Markdown です。任意でラベルを付けられます。
認証は、対象リポジトリに限定した fine-grained personal access token(Issues の read / write)を使います。
さらに「貼り付けた画像をリポジトリにコミットして Issue に埋め込む」を有効にすると、画像を専用ブランチ(既定 fix-request-assets、無ければ自動作成)にコミットして Issue 内に表示します。public リポジトリならインライン表示、private ならリンク表示です。この機能には Contents の read / write 権限も必要です。アップロードに失敗しても Issue 自体は作成され、該当画像はテキスト注記に置き換わります。
Data
データの取り扱い
依頼を集める仕組みは、預かるデータが少ないほど扱いやすくなります。
送信内容を保存しない
依頼はそのまま届けられ、サイトには残りません。保存されるのは設定オプション 1 件のみで、アンインストール時に削除されます。
独自のテーブルを作らない
データベースに独自のテーブルを追加しません。既存のサイトの構造をそのままにして動きます。
画像はディスクに書かない
貼り付けた画像や添付ファイルはメモリ上でのみ扱います。ディスクにもメディアライブラリにも書き込みません。
既定では外部に出ていかない
既定の構成では外部サービスに一切接続しません。CSS・JavaScript・画像はすべてプラグイン内に同梱していて、リモートから読み込むものはありません。
外部通信が発生するのは、管理者が API または GitHub のチャネルを自分で有効にしたときだけです。
GitHub の画像埋め込みを使う場合の注意
GitHub の画像埋め込みを有効にした場合、スクリーンショットはリポジトリの Git 履歴に永久に残ります。これを望まない場合は、埋め込みをオフのまま(既定)にしてください。
Requirements
動作要件と設定
設定は「設定 > Fix Request」の 1 画面にまとまっています。
- 動作要件
- WordPress 6.4 以上 / PHP 8.1 以上
- 動作確認済み
- WordPress 7.0
- バージョン
- 1.3.1
- 価格
- 無料
- ライセンス
- GPLv2 or later
- 配布元
- WordPress.org 公式プラグインディレクトリ
表示言語について
管理画面・フロントのボタン・パネルの表示は現在英語です。日本語翻訳は準備中です。このページに掲載している画面イメージも英語表示のものです。
For developers
制作会社・開発者の方へ
すべての挙動をフィルターで上書きできる設計です。設定画面を使わず、自社の仕組みから値を供給できます。
フィルターで上書きできるもの
- 宛先
- 表示可否
- 依頼種別
- メールの件名 / 本文 / ヘッダー
- 画像とファイルの上限
- 配信チャネル
- API のエンドポイント / トークン / ペイロード
- GitHub のリポジトリ / トークン / ラベル / 本文
- レート制限
フィルター名は接頭辞 ichipafi_ で統一されています。
全一覧はWordPress.org のプラグインページの「Description」末尾を参照してください。
例:宛先を自社の設定システムから供給する
add_filter( 'ichipafi_recipient', function () {
return '[email protected]';
} );
外部依存なし
CMB2・ACF・jQuery などの外部依存はありません。
FAQ
よくある質問
- Q. ボタンは誰に見えますか?
- A. ログイン済み、かつ権限のあるユーザーだけです。それ以外の訪問者には HTML もアセットも一切出力しません。既定では全ログインユーザーが対象で、ロールで絞り込むこともできます。
- Q. 依頼の内容はどこかに保存されますか?
- A. 送信内容は保存しません。保存されるのは設定オプション 1 件のみで、アンインストール時に削除されます。独自のデータベーステーブルも作りません。貼り付けた画像と添付ファイルはメモリ上でのみ扱い、ディスクにもメディアライブラリにも書き込みません。
- Q. 外部のサービスにデータが送られますか?
- A. 既定の構成では外部サービスに一切接続しません。CSS・JavaScript・画像はすべてプラグイン内に同梱しています。外部通信が発生するのは、管理者が API または GitHub のチャネルを自分で有効にしたときだけです。
- Q. 添付できるファイルと上限は?
- A. 既定は PDF / txt / log / md / csv / json / zip で、5 ファイル・各 5 MB までです。拡張子と実際の MIME タイプの両方で検証するため、拡張子を書き換えた .php / .svg / .exe は拒否されます。
その他のご質問はお問い合わせください。
修正依頼の入口を、1 本にまとめる。
WordPress.org の公式ディレクトリから、無料でインストールできます。
無料 · GPLv2 or later · WordPress 6.4 以上 / PHP 8.1 以上
管理画面から入れる場合
WordPress の管理画面で「プラグイン > 新規追加」を開き、「Ichipen Page Fix Request」で検索してください。そのままインストールして有効化できます。
有効化したら「設定 > Fix Request」で宛先などを設定します。宛先を設定しなかった場合は、サイト管理者のメールアドレスに自動でフォールバックします。
- ライセンス
- GPLv2 or later。作者は ichipen です。